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大隅半島戦跡マップ大隅半島に残る戦争の記憶串良平和公園地下壕電信司令室跡現存する地下壕電信司令室で戦時下の状況にふれる。鹿屋市立平和公園から車で5 分ほどの場所に戦時下で実際に使用された地下壕が残ってい....
大隅半島戦跡マップ大隅半島に残る戦争の記憶串良平和公園地下壕電信司令室跡現存する地下壕電信司令室で戦時下の状況にふれる。鹿屋市立平和公園から車で5 分ほどの場所に戦時下で実際に使用された地下壕が残っている。コンクリート打ち放しの無機質な空間が、戦時中の緊迫した状況を思わせる。戦争末期の物不足で、壕の一部は土がむき出しになっている。場所の問い合わせ 問Tel.0994-31-1121( 鹿屋市 観光振興課)芙蓉之塔航空隊員の遺品にふれ、当時の人々に思いを馳せる。岩川飛行場からは夜間戦闘部隊が沖縄方面へ出撃した。この作戦は終戦まで展開し、百余名の戦死者を出した。芙蓉の塔は慰霊のために建立された。尚、曽於市埋蔵文化センターには戦闘帽、ゴーグルなどの当時の航空隊員の遺品が展示されている。場所の問い合わせ 問Tel.099-482-5925( 曽於市役所大隅支所福祉係)多くの若者の命が散っていった歴史の真実を知る。旧海軍の串良航空基地から飛び立った特攻隊員たちを慰霊する慰霊塔が建っている。串良海軍航空基地は、教育航空隊の訓練基地として使われた後、昭和20 年3月から特別攻撃隊の基地となり、363 名がここから飛び立っている。問Tel.0994-31-1121( 鹿屋市 商工観光課観光PR 係)Column海軍の歴史を学ぶ鹿屋航空基地史料館には、太平洋戦争だけでなく海軍に関する資料が多数展示されている。東郷平八郎、山本五十六といった海軍史を語るに欠かせない人物についても知ることができる。海上自衛隊 鹿屋航空基地史料館内問Tel.0994-42-0233日本海海戦の際にZ 旗を掲げ「皇国の興廃この一戦にあり。各員一層奮励努力せよ」と全軍の士気を鼓舞した東郷平八郎の文言。大隅半島に現存する、戦争の遺跡を訪ねて歴史的背景を知り、平和の大切さを感じる。( 戦跡見学に関する問い合せ先)道の駅くにの松原おおさき総合案内所TEL:099-477-2400【鹿屋市串良】【鹿屋市】【曽於市】笠之原海軍航空基地跡旧笠之原飛行場に残るコンクリートの地下道入口。地下道は滑走路へ通じるとともに、地下には通信指令室もあった。【鹿屋市】内之浦 観測所本土決戦の第一候補に想定されていた志布志湾。海蔵地区には砲台及び、その観測所が構築されていた。※中への立ち入りは禁止。【肝付町】震洋滑走台跡奄美大島の加計呂麻島などに設置された特攻艇震洋の基地は、佐多岬近くの間泊にも置かれ、海へと降ろす滑走台が残っている。【南大隅町】11