ブックタイトル鹿児島県教育旅行ガイドブック「かごしま見聞録」

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概要

鹿児島県教育旅行ガイドブック「かごしま見聞録」

新しい自分を感動が未来をかごしま教育旅行 3 つの魅力多彩な自然に学ぶ人と歴史に学ぶ 鹿児島県の中央部を南北に霧島火山帯が縦断し、北部の霧島からトカラ列島までの活火山が分布しています。黒潮のもたらす温暖な気候は温帯から亜熱帯までの多種多様な動植物を育んでいます。 昭和9年に日本初の国立公園に指定された霧島や、平成5年に世界自然遺産に登録された屋久島をはじめ、人口60 万人の鹿児島市の眼前で噴煙を上げる活火山・桜島、亜熱帯の動植物とサンゴ礁の奄美の島々など、体験を通じて環境を学べる世界クラスの数々の自然が息づいています。 霧島市の上野原遺跡には、日本最古・最大級の縄文早期前葉の定住集落が残っており、鎌倉時代以降は島津氏が700年にわたって治め、この間、鉄砲やキリスト教がこの地にもたらされました。 鹿児島の歴史が最も輝いたのが幕末から明治にかけてで、日本の近代化の先駆けとなった集成館事業が展開され、西郷隆盛など明治維新の原動力となった人物を数多く輩出しました。太平洋戦争では知覧など県内各地に特攻基地がつくられ若い特攻隊員たちが犠牲になった歴史は、現在の若者たちへ語り継がれています。どこまでも広がる碧い海、青々と連なる深い山々…日本本土最南端の地、鹿児島県には美しさや力強さを感じる大自然があります。そこに生きる人々は、自然と共存しお互いに支え合って暮らしています。かごしまには、子どもたちの未来にとって大きな糧となる心に深く刻まれる感動との出会いが待っています。桜島と錦江湾