ブックタイトル鹿児島県教育旅行ガイドブック「かごしま見聞録」

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概要

鹿児島県教育旅行ガイドブック「かごしま見聞録」

大隅半島に残る戦争の記憶芙蓉之塔特攻に異議を唱えた特殊部隊について学ぶ。岩川飛行場からは夜間戦闘部隊が沖縄方面へ出撃した。この作戦は終戦まで展開し、百余名の戦死者を出した。芙蓉之塔は慰霊のために建立された。近くには、地下発電所跡(見学は要事前連絡)が残り、大隅郷土館では芙蓉部隊搭乗員の資料を展示している。場所の問い合わせ 問Tel.099-482-5958( 曽於市教育委員会社会教育課)Column海軍の歴史を学ぶ鹿屋航空基地史料館には、太平洋戦争だけでなく海軍に関する資料が多数展示されている。東郷平八郎、山本五十六といった海軍史を語るに欠かせない人物についても知ることができる。鹿屋航空基地史料館内問Tel.0994-42-0233日本海海戦の際にZ 旗を掲げ「皇国の興廃この一戦にあり。各員一層奮励努力せよ」と全軍の士気を鼓舞した東郷平八郎の文言。( 戦跡見学に関する問い合せ先)鹿屋市ふるさとPR 課 TEL:0994-31-1121道の駅くにの松原おおさき総合案内所 TEL:099-477-2400【曽於市】桜花の碑神雷部隊(特攻隊員)が別れの盃を交わした場所で近くに神雷部隊の宿舎としていた旧野里国民学校跡があります。(国旗掲揚台 見学可)【鹿屋市】内之浦 観測所本土決戦の第一候補に想定されていた志布志湾。海蔵地区には砲台及び、その観測所が構築されていた。※中への立ち入りは禁止。【肝付町】震洋滑走台跡地下壕第一電信室跡奄美大島の加計呂麻島などに設置された特攻艇震洋の基地は、佐多岬近くの間泊にも置かれ、海へと降ろす滑走台が残っている。串良平和公園近くに残る地下壕。特攻隊員が突撃前に送る最後の通信を受信した場所として知られる。【南大隅町】【鹿屋市】【出水市】【鹿屋市】出水の平和学習プログラムかのや平和学習プログラム【北薩】【大隅】太平洋戦争時に海軍の特攻基地があった出水市には、掩体壕や戦闘司令基地防空壕などの戦争遺跡が残っており、これらを活用した平和学習プログラムがある。40 人までのグループに分かれ、各グループにガイドがついての戦跡めぐりや、戦争体験者のお話を聞いたりすることができる。戦時中に海軍の基地が置かれ、日本で最も多くの特攻隊員が飛び立った鹿屋市には、今もなお多くの貴重な戦跡が残っている。このプログラムは、平和学習ガイドと一緒にこれらの施設を巡り、現地で実際に行われた話を聞くことで、平和について学ぶことができる。小塚公園の慰霊塔前では、学校全体でのセレモニーを開催することもできる。●受入人数:160 人まで●受入期間:通年●所要時間:1 ~ 3 時間●受入時間:9:00 ~ 16:00 ●料金:バス1 台につき2 万円(税別)●対象:小・中・高校生※詳細はお問い合わせください。問TEL : 0996-79-3320  FAX : 0996-79-3330出水市昭和町16-5 出水観光ビル2F( 一般社団法人 出水民泊プランニング)●受入人数:最大6 クラスまで●受入期間:通年●所要時間:2 ~ 3 時間●受入時間:9:00 ~ 17:00 ●料金:ガイド1人あたり6,000 円(1 クラスにつきガイド1 人乗車)●対象:小・中・高校生問TEL : 0994-41-7010  FAX : 0994-41-6000鹿屋市西原3丁目11-1( 一般社団法人鹿屋市観光協会)大隅半島の戦争遺跡大隅半島に現存する、戦争の遺跡を訪ねて歴史的背景を知り、平和の大切さを感じる。15